旅行・地域

2016.11.21

関東より恐るべし意匠家集団来襲!

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先週末、仕事はもとより初著&2冊目のリリースでもお世話になった&なっている細山田デザイン事務所ご一行男女12名様が二泊三日の“研修旅行”でご来福。


これまではずっと海外に出かけていたという同事務所の年イチ恒例行脚、今年は初の国内とのこと。おそらくは「まあウワサには聞いていたけれど…」程度の期待値で来られたみなさん、福岡の食べ物の美味さや新鮮さ、量の多さや安さ、古いモノが残る街並と活気、そして大らかな優しき人々に触れて予想を大きく上回り、ノックアウトされっ放しだったご様子。帰宿後もうなされるように「スゴいなあ〜」を連発。


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しかし翌日は同事務所の恐るべき「本領」を目の当たりにすることとなる。
まず小倉の旦過市場でおでんや刺身をアテに角打ちなどで3軒ハシゴした後、カレーをたいらげて(もう既にこれが信じられない)博多に移動。今泉のビストロ風焼鳥店で大円団のあと何もなかったかのように餃子専門店へ場所を変えて再乾杯、日付が変わる頃にはイイ感じだね〜と行きしなに眺めていた赤提灯に戻って天ぷらやら胡麻サバやらをアテに一献を傾け、ラーメン&餃子でシメて早朝帰宿という怒濤のスケジュール(ワタクシは2軒目で敢えなくリタイア)そして僅か3時間足らずの睡眠で活動再開…。


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マガジンハウスのrelaxやPOPEYE編集部で永年ADとして辣腕を振るって来た細山田光宣氏率いるこの会社、生き馬の眼を抜く首都圏でエディトリアル(書籍)デザインの仕事の多くを手掛けており、書店で本を開けば必ず数冊はあたるという業界では知らぬ者はいない存在。初著リリースのときもデザインは細山田氏に頼もうかなと言った瞬間、寡黙な担当編集者が「ええッ!頼めるんですか!?」と舞い上がったほど。

今回は社員の半数ほどが参加したに過ぎなかったそうだが、そのパワフルかつハンパなき遊びっぷりに結果こちらが瞠目。彼の事務所の排気量の高さを見せつけられた思い。そのタフさももちろんだが、食べっぷりだけではなく食から繋がる文化への細かな興味への集中力が並々ならぬ、ということ。さすがは年間に数百冊の本をデザインする意匠家集団だけあるなあ〜とヒドく感心。最近は朝食を抜く生活を続けていた僕にとって、尚更彼らのヴォルテージにはあてられてしまった。


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「いやあ〜〜福岡スゴい!!」と圧倒されつつ帰路についたご一行、前夜のハシゴに継ぐハシゴにも関わらず、最終便の飛行機搭乗前にも天神にて乾杯したとのこと。本当にスゴいのはどうやらあなたたちのようですよ。

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(食事が終わった帰宿後も再び酒と肴で歓談を始める猛者たち。スゴい…)

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2014.03.08

余りあることは美しきかな

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明日9日、友人が東京より来福する。都下/国分寺市の
古いFLAT HOUSEを店舗併用住居として暮らすTさん。

昨秋より関東から友人が代わる代わるやって来ているが、僕と同じようにフォルクスワーゲンT3で来るのは彼女が初。それに愛娘とご友人と愛犬と寝具を乗っけ、途中瀬戸内の海辺や島に立ち寄りながらのんびりやってくる。車中泊ができるキャンパーはこの「予定ざっくりでOK」なところがいい。

シングルマザーの彼女の目的はひとつ、転居先視察だ。現居の取り壊しの日がそう遠くなさそうな雰囲気になって来たことと、一向に収束する気配のない、それどころか日に日に悪化しているようにしか見えない福一のことから、次の居住地候補地として福岡県を選んだのである。

かつて沖縄の海岸に恋人と掘っ立て小屋を作り、食べ物を海や野で調達してそこから保存食を作ったりして暮らしていたというすんごい経歴を持つの彼女、その時のスリリングでありながら確かに「生きてる!」という実感に溢れた日々が忘れられず、次はどうしても再び海のそばに住みたいという。

ちょうど昨年末、我が家の近隣でアメリカンビンテージショップを経営するYさんご夫妻に紹介されたある地主さんから、所有する空き地の使い道についての相談を受けた。行ってみたらば眼前がどーんと海で、垣根をまたげばすぐ浜辺というこれまた贅沢な土地。この60坪ほどを地域のために有効活用できないか…という主旨だった。

そのときピンと来たのがTさんのこと。おお〜いたじゃないかいたじゃないか適材が!彼女は前夫が大工。しかも彼女の師匠でもあったので、妻であり愛弟子でもあったTさんは自分で家を建てられる腕を持っている(のにKO大学卒という異色の高学歴)現居の増改築をはじめ、庭にタイニーハウスまで自らで建ててしまった。以前「いつか海辺の近くに平屋を(自分の腕で)建ててね、そこに心が疲れた人たちに滞在してもらって一緒にご飯を作って食べたりするようなことをしたいのよ〜」という話をしてくれたことを思い出した。


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[Tさんのお宅。これをすべてセルフで完成させたというから驚き]

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彼女のハナシを地主さんに伝えると「そういう人にゼヒ使ってもらいたい」という反応。そういうことなら家賃なんか要らないという申し出までいただいてしまったが、さすがにそうもいかないだろうということで借地料はキチンとお支払いするものの、腰を抜かすほど安くしてもらえそうな予感がしている。

とはいえ先ずは本人が土地を見て気に入るか否かからではあるが、ここにそんなFLAT HOUSEができたらと想像しただけで楽しみのビタミンがレモン10個分になる。こんな機会に立ち会うと、スペースが余っているということは本当に素晴らしいと痛感する。新しいアイデアと人が呼び込め、それを容易に反映し育めるのだから。こういうマッチングがうまくいくと自分のことのように嬉しくなる性分。4〜5日福岡に滞在するとのこと、どう転んで行くのかわくわくしている。

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[ここがその土地。眼前には穏やかな博多の海が広がる]

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2009.10.19

秋だけ包んでます


首都圏から秋を楽しみに行くには日光へがポピュラー。
小学校の修学旅行も日光でした。
で、アシは浅草から東武鉄道を使って行くのがポピュラー。
小学校の修学旅行でも乗りました。

当時はコンパートメント座席の横には必ず灰皿が付いており、
そこから溢れ出した吸殻臭に車内はすっかりタバコ臭くなり、このニオイで酔う友人が続出。

斯く言うワタシもそのひとりで、書いている今もクチが酸っぱくなる始末~まあ、おかげさまでタバコとは無縁(無煙)のジンセイを送れている次第ですが。


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そんな思い出いっぱいの東武鉄道の浅草~日光を走るスペーシア車内で秋季限定販売されているお弁当『日光西洋御膳』の包み紙を手がけました。

ディレクションは今回本でもお世話になった細山田デザインの細山田御大。懐かしい列車カタログの横に昭和30年代のタブロイドをコンセプトにしたイラストマップが付いているというウツクシくも楽しい装丁となっています。当電車をご利用になる方は乗車後ゼヒ思い出してみてください。


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今では世相に習って禁煙化し、すっかりいい空気になっていると思われる日光行き車内、酔うコドモも少なくなっていることでしょう。(うーん、久し振りに行きたくなってきた)

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