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March 2011

2011.03.13

事後報告になってしまいましたが

本日、福生『DECO DEMODE』で予定されていました
FLAT HOUSE meetingは延期となりました。

店舗ブログ、Twitterでは昨日告知をしましたが
こちらでのアナウンスが事後報告になってしまい
大変申し訳ありませんでした。

今のところ、次号発売のタイミングでの
再開催を検討しております。
詳細が決まり次第お知らせ致しますので
よろしくお願い申し上げます。


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2011.03.10

16号で逢いましょう


先日、わが誌にも寄稿してくれているインテリア制作ユニット
「antos」のひとり、水田氏のお宅に所用でお邪魔したところ、
「実はもう一棟ハウスを借りました」
というギターを弾きながら歌が降りて来そうな突然の告白が。

ハウスとはもちろん食品メーカーではなく「米軍ハウス」のこと。
平屋フリーク=FLAT HOUSERたるや、二棟、いや三棟は
借りていなきゃといったステイタスがあるが(ホンマかいな)
これはワレワレの中では「新築買った」よりもスゴいことだ。


「ドドドドコドコドコどこに!?」


「ハウス」「もう一棟」と言うワーズが同列しただけで
すっかり取り乱してしまう我ら平屋男子 ←やだなコレ
しかも水田氏、ちょっと照れ気味に言うから
更にこちらの体温は上昇する。これはフリークが
「いい物件」に当たった時の喋りクチだ。

間取りはリビング+3ベッドルーム。
そこはほぼ一般的な米軍ハウスだが、
庭がとにかく広くクルマが6〜7台は
停められるのだという。

「うーん…そんな物件あったかなァ。どこだろう??」
場所の見当はついたが物件の確証が得られないまま
すぐさまクルマを飛ばして見に行くことに。
(このフットワークの軽さこそワレワレの武器)

それぞれの自車で向かったのでこちらが水田氏を追走、
走っているウチに嫌な予感が過った。
「まさか、あのハウスではあるまいな??」
いやいやそんなわきゃない、あそこは
めったに空いたりしないはずだ。  

しかしクルマはどんどん「そのハウス」の
建つ方面に向かって角を曲がって行く。
そして「そのハウス」横に来ると水田氏はクルマを着けた。
嫌な予感は的中した。

Img_4732

「え”〜〜〜〜〜〜ッ!!こ、こ、ここ空いたのッ!?」

そこはもう7年も前から狙っていた
二棟のハウスのうちの一棟だった。
片方はほんの瞬間空いたが、翌日来た時は借り手がついていた。
(私のtwitterをご存知の方はTOPの写真がそれです)
そして水田氏のハウス共に庭がこれでもかというほど広く、
そこだけ「大草原の小さなお家」観を作り出している
ハウスの正しき在り方のような物件だ。


Img_4729

「ええ、偶然通りかかったらご老人が草むしりをしていて
話しかけたらオーナーで。で、貸してもらえる事に
なったんですよ」

偶然?いや偶然なんかではない。
さりげなさを装っているが本当は彼は
時間が許す限り常に界隈のハウスを巡回しているのだ。
彼が人一倍努力していることを私はよく知っている。


ここで教訓。

    「汝、時間が許す限り徘徊せよ」


書を捨て町へ出よ、とはそういう意味でもあったのか。
寺山修司もFLAT HOUSERだったとは。


しかも家賃は都心のワンルーム並み…
がっくり膝を落としたが、この驚きは更に
→深い驚愕→やり切れなさ→嫉妬へと移行することになる。

「でも一番ラッキーだったのは
 敷礼ナシ、更新料もない事ですね」

…神様っているんだ。
そう思える瞬間だった。

「それから改修を全て自分でやることを条件に
 家賃は2ヶ月待ってもらってます」

彼が外務省に居たならば、今頃
拉致被害者は全員帰国しているに違いない。

Img_4777

この続きは必ずや本に書きますので。


+++++++++++++++++++++


さて。

そんなワタクシ平屋フリーク絵描きが
今度の日曜日(13日)福生は国道16号線沿いの
インテリアショップ『DECO DEMODE』に一瞬在店します。

正午から14時まで店内をウロウロしていますので
話しかけてください。モチロンご本をお持ちとあらば
名前なんぞも書かせて頂きますので〜

当日はショップ隣の公園で恒例のフリーマーケットも
やっている模様、家具も平屋に合うものが多い
当店ですので、散歩がてらにお立ち寄りください。


Img_4787_4


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