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September 2010

2010.09.25

結局ゼンブ

観てしまった『ゲゲゲの女房』。


水木大センセイと~、というのはあまりにオコガマしい事
ではありますが、ところどころ物語とカブりましたよ。
(長身奥さんが嫁いで来る部分は当然除く)

シンクロの始まりは今年アタマ。
拙著をデザインしてくださった
細山田デザイン事務所から
NHK出版発刊の同ドラマ本にイラストマップの
制作依頼を頂いたところから。
で、放映が始まるとストーリーに不思議な
シンクロ部分が次々と現れることに。
漫画がやや当たり出した、というエピソードが
始まるとこちらも重版1万部を超え、
梶原善演じる友人・戌井が自費で出版を立ち上げ
水木に「悪魔くん」を描かせ刷るという話のときには
こちらも自費出版本をリリース。
特に驚いたのが初めてのサイン会をやるクダリ。
貸本漫画家時代に温かい商店街の人々の計らいで
貸し本屋の軒先で初サイン会を半ば無理繰りやるんだけど、
放映時とほぼ同時にこちらも渋谷パルコの地下で気持ちの
優しい方々に囲まれて拙著奥付け横にサインをしていました。
同時間のシンクロではないものの、
貧乏時代や少し暮らし向きが上向いて来たなんて部分の
描写は、執筆業を生業としている者にしかない琴線に
ビンビン触れ、序盤~中盤は
「ああ~~ワカルワカル(涙)」のオンパレード。

老年期に入る&師ほど売れた季節をまだ経験して
いない事もあり、終盤部分はシンクロ率が
ぐっと下がったものの、いよいよ最終回を迎える
今日が来ることに寂寞の念を禁じえない自分。





そんな最終回と同日にこちらも
テレビに出ることになったからまたフシギ。
しかも同じ8時台。

本日土曜日TBS『知っとこ!』という朝番組に
僕&スタッフが出演します(8時半くらいとの事)
スタジオ出演ではなく我が家収録で計5分間ほどの
「ちょっこし」尺ですが 、全国ネットのようなので
未見の方々には初お目見えということになりますか。

どんな編集にあがっているのか皆目見当が付かないため
かなり不安なのでギリギリ当日になってからの告知です。
たまたまここれを見て、たまたま見られそうな方のみ

どうぞご覧くださいませ。

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2010.09.21

相殺(そうさい)と約分

今年の夏は本当にヒツコイ。

やっと涼しさが安定してきたかと思えば、
明日もまた真夏日がぶり返すという。
今夏の凶暴っぷりはあまりにヒド過ぎる思っていたら
ここ100年で一番暑い夏だったと言われ、しぶしぶ了承。
(って抗議したところで涼しくなるわけでもあるまい)
昔は夏が大好きだったのになぁ…
今では大嫌いな季節になってしまった。

Scan20098_3

「この暑さを冬まで蓄熱し、暖房として使えないものかな」と。
「冬の寒さも貯めておいて来夏の冷房に使えないかな」とも。
今のテクノロジーを持ってすれば
結構カンタンにできそうな気がするんだが。
どなたか実現させてくれないものですかねマジで。
そうすれば随分Co2を出さなくて済むようになるぞー。
3D TVや電子書籍なんてのはそのあとでいいんだから。
こっちを大至急。

Scan20100_3

といった具合に、相殺したり
約分したりすることで
随分いろいろな問題が
解決に向かうでしょうね。
例えば、よく言われるのが
スポーツジムのマシン。
ダンベルの上げ下げだって
あれで発電できそうなもの。
特にランニングマシンはベルトを
あれだけ回しているんだから
ヤル気になれば相当な電力を
生むはず。
ところが発電どころか
電気を食っている事実。
あれは確実にムダ。
最近ではマシン本体の電源だけは
賄えるものがあるようだが、
あれだけの多人数が運動して
いるのだから施設全体の
電力を賄うくらいまでできそうなものだ。
まあジム自体、美食で蓄えた贅肉を
わざわざ電気を使って落としている
わけだからどんだけムダなんだか。
(↑自分にも言ってます)

Scan20096

クソ暑い中、汗をぽたぽたたらしながらスーツを着込んだ
オジさんたちがエアコンをがんがん利かせるのもそう。
夏の日本列島はもう亜熱帯なんだからいい加減
会社員も服装を変えたらよかろうに。半袖&短パンにさあ。

Scan20097_2

カイシャで溜まるストレスをパチンコ居酒屋キャバクラで
発散→散財→働く→ストレス溜まる→発散→散財…
これもちょっと冷静に考えれば相当な悪循環だと判ろうに。
(というか無間地獄)
最近は通常になっちゃってる
「○○していただいてもよろしいでしょうか?」
という言い方も二重敬語。
本当は
「○○していただけますか?」でいいはず。
そのうち、
「○○していただいてもよろしいでしょうか
とお伺いしてもよろしいでしょうか?」
なんてどんどん長くなって行きそうだ。
こういうのはキリが無いので早々にみんなで約分すべき。


そして極めつけはこれ。

堅牢に作られた昔の家を「耐震強度が足りないから」
と潰し、わざわざ外国で切り倒した樹木を燃料使って
運び込み、 でまたわざわざ安普請に建て直すという愚行。
昔の家はな、今の家の何十倍もいい材料使って
何十倍も腕のいい職人が造っとるのだ。ヘタなことすな!
と大工の棟梁が言うてました。
次回はそれにまつわる出来事をば。
Img_2044

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