水無月はちょっと力尽き
「俺は今日いったい何をしたんだろう・・・」
と湯船の中で呟く夜がある。
忘れていた請求書を送った、
仕事部屋の片付けをした、
途中までだったメールの返事を書き上げた、
録り溜めていたドキュメンタリー番組を観た、
あとは‥‥?
あまりの「野暮用日」加減に慙愧にも似た後悔の念が
入浴中に襲って来るワケなんですね。ブクブクブク・・・
6月はまさにそんな日の連続でした。もちろんご依頼頂いていた仕事はキッチリこなしたが、拙著展と自費出版誌の発売が重なった4~5月があまりにも高エネルギーを要した期間だったためココロとカラダのフュールメーターがすっかりエンプティを指してしまっていた様子。「調整」と言いますか、心身と生活のグルーミングをしたような月でありました。ニンゲン誰しも使えるエネルギー量は決まっているのかも知れないですなあ。
と、ブログ更新遅延の言い訳をしておいて、閑話休題。
とはいえぼちぼち進めていた『FLAT HOUSE style』の
販路開拓の画策が今月に入ってじわじわ反映、
都内の書店やインテリアショップなどに少しずつ置かれ始めております。
その中で、『FLAT HOUSE style』ブースを設えたショップが出現。今月から友人H氏が始めたビンテージキッチンウエアの店【GADGET MODE】がそこ。
ここで「おや?」と思った人は私のブログをよく読んでいる方。実はこの屋号は元々欧州車のオリジナルインテリアを売るために5年位前に彼が立ち上げたもの。それが紆余曲折、数年を経てこんなお店に変身した次第。場所は「小江戸」と形容される埼玉県川越市。川越は今や同県の中核都市で、ここ数年で随分にぎやかな街に変貌した様子。土日は原宿竹下通りのような賑わいになるのだとか。
【GADGET MODE】は川越駅から伸びるクレアモール商店街を少し横道に入ったマンションの一室にある。聞けば同棟オーナーがビンテージウォッチの店をやっていて、そこをアンティークモールのようにすべく洋モノ古物商に低家賃でスペースを提供しているとのこと。残念ながら平屋ではないけれど、不況の煽りを受けて軒並みシュリンクしてる昨今の古物商売、それがこんなふうに元気に集結している姿を見るのは久しぶり、ジツに嬉しい。
お近くにお住まいの方はここで『FLAT HOUSE style』及びグッズをお買い求めいただけます。あ、ついでにビンテージキッチンウエアも買ってあげてね。いやいや冗談ヌキで~他では入手しにくいようなめずらしい&カワイイものばかりですので。
■木製シェルフは店主による手作り。多少のアラは見えども友情にあふれた会心の作(涙)書籍はモチロン、Tシャツやステッカー、カップ&ソーサーなども置いています。
■色とりどり、60年代以前の『タッパーウエア』は本当に発色がキレイ。店内が否応なしに可愛くなる(写真3・4枚目)什器類は家から持ち込んだもの以外は殆どセルフビルド。少ない資金で見事ここまでのお店にしたH氏、頑張ったなあ~。
■THERMOSのピクニックセットは英国1940年代製。レアですね(写真下から2枚目)
■ショップのロゴ&キャラクターは随分前にここでも紹介した。出世払いの約束で描いたので早いとこお店が軌道に乗ってくれないと困る~~皆さまのご来店をヨロシクお願い致します。
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