照明フェティッシュの証明
築40年の古い一軒家に職住一体で暮らしている。気が付くと照明器具に囲まれていた。特にフロアライトは5本もある。照明器具が好きだ!照れずに明るく言おう! 「照明器具が好きなのだァッ」・・・・と言うほどでもないんだけどなんか自然と集まっちゃったんですね。 ポリシーは「必要以上のお金をかけず適正価格で入手する」こと。なので プロパーで買ったものはありません(端的に言えば殆どがユーズドということなんだけどね)
家の中を見回してみればどいつもこいつも国内外のネットオークション や海外旅行中にスワップミートなどで低価格で入手して来たものばかり。面白いもの、めずらしいものを見つけていかに安く入手するか、 それこそが僕にとってシズル感ある買い物スタイル。
インターネットの普及や海外旅行がしやすくなった昨今、並べられたものの 中から選んで提示されるがままおカネを渡して持ち帰るだけなんて、僕に言わせれば買い物の本当の美味しい部分を抜き取ってしまった とてもタイクツな作業でしかなくなってしまいました (勿論ウインドウ・ショッピングはまたそれはそれで楽しいけれどね)
さァて次はルイス・ポールセンのトライヘッズのライトでも探そうか~
←今月末まで近代美術館で回顧展が開催中のプロダクトデザインの巨匠イサム・ノグチの
ホーン(ツノ)型ライトはオリジナルがN.Yのmomaにも展示されています。 存在感がのあるのに
置く場所の和洋を選ばず溶け込むデザインは優れた意匠の証。スタンド本体はなんと釣竿で出来ています。
→3関節のミケーレ・デ・ルッキ/アルテミデのライトは、ここでも紹介した目黒のCOLTで店頭に並ぶ前にGETした一本。定価の5分の1ほどの値段で購入、スタッフも「いいなあ~、この値なら僕が欲しかった」と嘆いていました(笑)
←黒の蛇腹のフレキシブルブーツが可愛いファーガルホルツのフロスライトは
ネットオークションで落札。復刻限定のレアカラーだったけど定価のほぼ半額で。
→イタリア製スパイダーライトもやはりCOLTで購入。ここのオーナーは売る時点で値を決めたりするので驚くほど安価で譲ってくれました。この手のスパイダーライトは現在も作られていますが、パーツの材質やデザインから推測するにおそらく60年代以前のミッドモダン全盛時代のモノとのこと。ライト本体はサイドのアジャスタを緩めるとバーを上降し、照射方向は下部だけでなく360度可能。
←やはり店頭にディスプレイ中をGETのアメリカの古いモーテルにでも着いていたのではないかと思しきペンダントライト。購入した中古インテリアショップが日本の家屋にも着くよう治具に手を加えてくれてあるのですが、取り付け手順は忘却の彼方、引越しが憂鬱。素材の真鍮と手描きタッチのスターバーストのパターンがいかにもミッドモダン的。
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