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2005.04.23

オリジナルブランド!(アウター編)

先日monoマガジンの仕事をした際、打ち合わせに来てくれたワールドフォトプレス社の編集者T氏(超好青年!)が、数年前に僕が渋谷のアパレルメーカーC社とコラボレイトしたPコートを着て現れたのでびっくり!そう、TがCのPだったのです!コラボと言ってもコートの右肩に貼り付けられたエンブレムに僕のイラストの刺繍が入っているだけなのですが、コレが改めてよく見ると服全体のデザインも含め実にカワイイ!!(そっと自画自賛)これを見たとたん「あ、そういえばいろんなの作ったんだっけ!」と思い出し、しばし仕事を忘れ感無量。「気に入って愛着してるんですよ~」というコトバに更に感涙。「仕事についてもっと書いて欲しい」と時々頂く声にお応えし、今回は僕が関わった洋服をいくつかご紹介するとしましょう~


C.blumes/Pコート

ダブルボタンとシングルの2パターン展開。丈は短めでシルエットは細め、ポケット/ハンドウォーマーのフラップがニットになっていたりベンツがサイドに入っていたりとなかなか洒落た仕上がりになっています。メルトン地より軽めの生地を使っているせいか若干毛玉が出来やすいのが反省点、ですかね。

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右肩にイラストのエンブレムが付いています。刺繍といえば色とりどりにケバケバさせてしまいそうなところですが、企画したC社担当者のセンスの賜物、イラストのアウトラインを単色ステッチでなぞっているだけの抑えられた仕上がり。試作を見せられた時「おお、こう使ったか~!!」と歓喜したものです。


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少し光沢のある白の糸でステッチング。シングルにはバイキングの男の子が、ダブルには船長さんが静かに自己主張しています。(残念ながらダブルの方は未入手)


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arataパーカ

乱暴に言えばマウンテンとヨットとM-51のあいのこを目指したデザイン。当初はスクーターに乗る時にM-51パーカの代わりにという設定で企画されましたが、オンオフに拘わらずインナーも選ばず羽織れる一着にしようというコンセプトに移行。(僕の頭の中には60年代サーフ&ドラッグバンド/ロニー&ザ・デイトナスの「GTO」のスリーブでメンバーが着ているパーカがありました)生地はもとよりファスナー類などのパーツひとつひとつまで吟味、フロントにはジップ止めのフラップをスナップボタンで付けるなど細部に渡って注文させてもらいました。残念ながら1ロットで生産終了しましたが僕のわがままをそのまんま具現化してもらえたことに非常に満足している一着です。そんなことからも僕の名前をつけてくれた理由がわかる正真証明のオリジナル。生産数も50着弱と僅少な為、お持ちの方、レアですぞ!

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このブログと同名のロゴとキャラクターのモノグラムが裏地に入っています。当初は写真のコバルトブルーのほかバーガンディとベージュの3色展開の予定でしたが、予算の都合上表地と裏地を逆にしたにリバースエディションの2パターン展開となりました。
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一見すると「!?」と思われるかもしれませんが女のコが着ると実にカワイイのがリバースエディション。残念ながら僕は似合わなかったけど(笑)

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左袖口にロゴをプリント。こんなところの遊びにも付き合ってくれたC社にはホント感謝です。


次回はPコートの胸にも付いているPINSとここで洋服を手がけるきっかけになったTシャツをご紹介します。 


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